「第7回 スタートHaskell2(最終回)」行ってきた
by @dekokun on 2013/01/20 19:26
イベント概要
- PARTAKE 第7回 スタートHaskell2(最終回)
- 月に1度くらいのペースですごいHaskell楽しく学ぼうをテキストに、セミナーと演習で進んでいく
- 去年の5月くらいから続いているこの回もついに今回が最終回だったわけです。私としては、初めて、1時間という長時間の発表をした勉強会かつ、初めての最初から最後まですべて参加した連続の勉強会になりますので、感慨深いです。
今回の内容
- 「すごいHaskell楽しく学ぼう」の第14章(もうちょっとだけモナド)と第15章(Zipper)でした。
- 演習問題はこちらですよ 『もうちょっとだけモナド』 練習問題
- 私は逆ポーランド記法で書かれた式を計算する関数solveRPNにWriterモナドでログ追加する問題にハマり続けギョッとしました。Haskell力の低さを思い知らされた…
- 私もLiterate HaskellとMarkdownで発表資料作ってみたいです。
a -> b
を((->) a) b
と書けばモナドっぽさがわかるでしょ♪♪- モナドの導入には以下を読むとよいそうですよ。Maybeモナドより簡単なIdentityモナドから考えて行きましょう。
- RubyistのかたがHaskellの会合では自虐ネタを話すようになるということが分かったし、PHPerの私は身分を明かし辛い世の中になったものだと思いました(嘘です。最近PHPを使っていることにに対して誇りを持ち始めました)
- LiveReloadとHakyllの連携で快適ブログ記述生活(このブログもHakyll製だし導入せねば!)
- アクセスする度に木の形が変わるスプレー木
- アクセスしたノードがルートになり、次回以降の検索が早くなる
- アクセスすればするほどバランスしていく
- 詳しくは、他の方がブログ書いてくれるのではないでしょうか。
最初から最後まで参加してHaskellについての感想とか
- Haskellは純粋ですね
- 型システムって素敵ですね。動的言語しか書いたことなかったから、コンパイル時点でエラーとなるのは大変ありがたいなぁというのを強く感じました。
- 型システムのない言語を書いた際の恐怖心が格段にあがり、動的言語を書く際のテストの大切さをより強く感じたという副作用も(静的言語でもテストは大切ですが、動的言語はそれとは比べ物にならないほどテストが大切ですね)
- いろいろあってHaskellと一緒にJavaも学んだりして、オブジェクト指向とは何かというのもよく学べました。
- 60人くらいの前で初めて1時間という長時間に渡るHaskellについての発表(発表資料:スタートHASKELL 2 関数型問題解決法)を行いました。「ゆっくり話す」ということだけ意識して発表し、ゆっくり話せました。
これから
- 実際に業務で使っているPHPに対して、「Haskellで何かを作る」というのはまだおこなっていないため、何か作らねばならぬと考えております。
- やはり、実際に何かを作ってみないと何が良くて何が悪いのかわからない
- 今のままでは、ただ「Haskellマンセー。純粋じゃない言語使ってるなんてプギャー」というだけでなんの進歩もない
- 以前のブログで書きましたが(DevLOVE Conference 2012 に参加した後、これからの私にとって最も大切なこと)、「yesodでWebアプリを作って公開」したいですね。
- まずはチュートリアル(yesod-tutorial)から(2ヶ月前にやってたけど途中でやらなくなってしまっている)
- 「この勉強会に最後まで参加した人は優秀なHaskellerだと思っているので、是非Haskellを広めていってください」とのことなので、広めて行きたいですね(どうすれば…)
最後に
- 運営の皆さん、ありがとうございました。
- プログラミングを何も書いたこともない私の彼女に「彼女とペアプロするのが夢だったし一緒にHaskellやらない?」って言ってこの勉強会に第2回からモナドに入ったあたりまで4回ほど参加してもらいました。ありがとうございました。あまり予習復習に時間を割けなくてすみませんでした。