ブログにSend to Kindleボタンを追加してKindleでブログを読めるようにしよう

by @dekokun on 2013/03/21 1:30

Tagged as: Kindle, 日記改造.

Amazonが[Send to Kindle](コンテンツをKindleへ送る)ボタンをローンチを読み、昨日あたりからブログ記事にSend to Kindleボタンを置けるようになったことがわかりましたので、早速ブログにボタンをつけてみました。

これまでも、Chrome拡張Firefox拡張E-mailを使用した方法などでWebサイトをKindleに送ることはできていたようですが(全く知らなかった)、ブログ側に専用のボタンを設置することで、ユーザが頑張らなくても簡単にKindleにブログ記事を送ることができるようになるわけです。

方法

今回は、WordPress以外の場合の説明をします。 WordPress上のブログにSend to Kindleボタンを作成する場合は専用のプラグインがあるようですので、どうぞ

それでは、以下、簡単な説明。

  1. The Send to Kindle Button for Websitesに行く
    • “Choose your button style”で見た目を選択
    • “How do you mark the title, author, and publication date on your pages?”の部分は、facebookボタンなどでOGP設定を行なっている場合は“Open Graph”を選択し、それ以外の場合は“Custom CSS Selectors”を選択しタイトルや作者の名前を、CSSセレクタ形式で選択
      • scheme.org, hNewsの方法で指定することもできるが、私は両形式に詳しくないため割愛
      • 私の場合はすでにOGP設定を行なっていたため“Open Graph”で
    • “How do you mark the main body of content on your pages?”の部分は、実際に配信したい部分をCSSセレクタ形式で選択
      • こちらもscheme.org, hNewsの方法で指定することもできるが、私は両形式に詳しくないため割愛
      • 私の場合はarticleタグ内を全て配信したかったため、“article”で
    • “Do you sell a periodicals subscription on Kindle?”は“No”で
      • Kindle Storeで定期刊行物を販売している際にYesを選択すると、定期刊行物にブログ記事を含ませることができるっぽい。The Washington Post for Kindle (Ad-Free)とかがそうしているそうな。
  2. “Generate widget code”ボタンを押下
  3. 生成されたコードを自分のブログに貼り付ける
    • “Step 1”のJavaScriptは、bodyタグの最後に貼り付ける
    • “Step 2”のHTMLは、“Send to Kindle”ボタンを置きたい場所に貼り付ける

完了。めでたしめでたし。

注意点

  • 対応しているKindleクライアントに対してしか送ることができません
  • amazon.comのアカウントに紐付いたKindleクライアントにしか送ることができません(amazon.co.jpのアカウントには送れません)
    • アカウント統合していれば可能なようですが、実際どれくらいの人がアカウント統合しているのだろうか…
    • ちなみに、私はamazon.comのアカウントでSend to Kindleボタンのテストを行いましたが、統合したアカウントではテストをおこなっていないため本当にアカウント統合でいけるのかどうかは知りません。誰か教えてください。
    • これじゃ日本のブログに「Send to Kindle」ボタンをつけても恩恵にあずかることのできる読者はほとんどいないのでは、というかただの害悪である場合のほうが多いかもしれないですね
      • 読者A「おっ、[Send to Kindle]だって。Kindleに送れるのか!ポチッとな」…「あれ、対応デバイスが無いって出てる。死ね」みたいな
  • amazon.comのアカウントに紐づく対応クライアントがない場合は、Send to Kindleボタンを押した際に以下のようなメッセージが表示される

You don’t have a supported Kindle device or reading app. For a list of supported devices, click here.

何が便利なんですか

“あとで読むサービスに近い”とおっしゃっているかたがいて、確かにそうかもしれないなと思いました。

Chrome拡張とかをいれなくてもそれができるようになったってのは嬉しいんじゃないですかね。

他に、どんな嬉しいことがあるのかな。誰か教えてください。

まぁ、そもそも、amazon.co.jpのアカウントに対応したKindleで読めなくちゃほとんど嬉しくないですけどね…

以上、めでたしめでたし

2013/03/21 1:41 追記

あ、すでに同様の記事を書いているかたがいらっしゃった。こちらは写真入りだー!

こちらのタイトルなどの指定方法は、schema.org方式ですね。

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